iPhone6の概要が見えてきたようです。

日経電子版に、米アップルの「世界開発者会議(WWDC)」のレポートからまとめてみました。
http://www.nikkei.com/article/DGXBZO72201110T00C14A6000000/

iPhon6では、ソフト(iOS)の強化がメイン。

ハード面での進化は限界がきているのかも、、、

  1. パソコン「マック」とiPhone6の連携
  2. iPhoneが生活すべてのリモコンに
  3. クラウドで囲い込み
  4. ボイスメッセージにも参入
  5. iPhoneについにATOK

パソコン「マック」とiPhone6の連携

どんなことができるかというと、

  • マックから電話をかけたり受けたりすることができる
  • iPhoneに届いたSMSに対して、マックで返事を書くことが可能
  • iPhoneで作成途中だったメールの続きをマックで書くこともできる。

つまりiPhoneがベッドルームで充電中であっても、書斎のマックからiPhoneの電話やメッセージなどが使えてしまうわけだ。

また、iPhoneがかばんの中にあっても、マック上からiPhoneのテザリング機能を起動して、ネットにつなぐこともできる。(けっこう便利かも)

iPhone6が生活すべてのリモコンに

次期「iOS8」での連携強化では、健康管理「ヘルスキット」や住宅機器管理「ホームキット」といった「機器(デバイス)」との連携が注目。

iPhoneが家のなかのあらゆるリモコンになってしまうということ。

具体的には、

「ヘルスキット」

今まで健康系のアプリはすべて別々の会社から提供されているので、データの形式がバラバラだったので機器を買い替えてしまえばデータは引き継がれず、これまでの努力も無駄となってしまっていた。

「ヘルスキット」では、そうした健康管理系機器をすべて一元的に管理できるようになっている。

「ホームキット」

iPhoneで自宅の室温や照明の明るさや色を制御するスマートホーム機器をまとめて管理できる。

例えば、音声認識機能「Siri(シリ)」に「寝るよ」と声をかければ、玄関のドアは施錠され、照明が暗くなり、エアコンは電源がオフになる、といった作業をまとめて自動的にやってくれるようになる。

クラウドで囲い込み

現在のメーラーでは、大容量のファイルを添付できないが、「OS Xヨセミテ」では、送信したメールに添付された大容量ファイルを自動的にクラウド上に保存し、相手にURLを送る機能を備えられている。

それから、アップルのクラウドサービス「iクラウド」では、これまでは対応アプリからしかデータを保存できなかったので、あまり便利さを感じなかった。

だが、これからはユーザーが自分の必要なデータを自由に保存できるようになる。もちろんマックだけでなく、iPhoneやiPad、さらにはウィンドウズからもデータの保存が可能だ。

ボイスメッセージ

アップルの「iメッセージ」では、iOS8から声のメールが送れるボイスメッセージ機能が追加される。

例えば、車の運転中にもボイスメッセージが送れるので、車に頻繁に乗る人にとってはかなり便利な機能です。

iPhone6についにATOK

iOS8では文字入力が進化し、予測入力機能が追加となった。

さらに、日本で根強い人気のあるジャストシステムの「ATOK」も搭載できる可能性があり、日本語入力環境が一気に向上することもあり得る。